山門にはなかなかユニークは目をした像が出迎えてくれました。やはり階段を登っていくと
清々しい空気につつまれた建物を拝見することがきます。
■ご縁起
創立年代は不詳、長い間、寺運衰微のところ承応2年(1653)僧良快の中興に依って寺運を挽回するを得た。観音堂に安置する十一面観世音菩薩の木像(一尺三寸の白色座像)は聖徳太子の御作と伝えられている。上杉謙信・景勝公、当国を領せし折、その家臣本庄重長此の郷の守となりてあつくこの尊像を信仰したが、その後新津城主丹波守勝資、以降代々城主が帰依渇仰した。観音堂の在る地を光明山、また五明山と名づけ祈願所となっている。
第31番札所は正円寺です。所在地は五泉市村松甲6335です。ご本尊は聖観世音菩薩様です。
こちらでは誰にもお会いすることなく、静かにお参りしてきました。
どこかと違って、締め切ることもなく、気持ちよく全開でした。
■ご縁起
当寺は延暦15年(796)伝教大師が開基とし、応徳元年(1084)天台宗より真言宗に改宗し、善慶上人を開山とする寺である。正保元年(1644)堀家が村松へ移封になると、当寺を祈祷所と定め、元禄5年領主堀左京亮直利公が現在の観音堂を寄進された。拝殿は明治維新前に大破したので取りこわされた。観音堂はかつての奥の院で内部は、極彩色の花鳥の彫刻で、元禄の面影をのこしている。此のお堂も破損甚しく、昭和59年9月土台の改造、屋根の改修を行い面目を一新した。観音堂は、山門を入った参道左手奥の方に位置している。