2022年06月29日

越後三十三観音巡礼その2


1日で2番札所から4番札所まで行ってきました。妙高から柏崎と比較的近くでしたので頑張ってお参りしてきました。いろいろ歴史的背景を調べてから行きましたが、栄枯盛衰が激しく、また維持管理の大変さが随所に垣間見られました。
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6月5日に2回目の越後三十三観音巡礼をしてきました。まずは2番札所 摩尼王寺に行きました。ネットでは民家のような写真でしたが、プレハブ車庫の中に収められていました。その昔は七堂伽藍がそびえ・・・時代の流れを感じました。
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第3番札所は大泉寺と言って柏崎市大清水にあります。こちらの縁起は以下のようになっています。以前は国宝にも指定されていただけあって、現在もその佇まいは幽玄で・・・大型バス駐車場があったりして、各札所にはいろいろ違いがあるなと実感させられました。ただ山門阿吽の片方が修理中で不在だったり、その他施設も・・・維持管理はどこも本当に大変なんだと推察されました。

朱鳥元年(686)持統天皇の勅願により泰澄大師観世音を刻まれて御堂建立。お前立の観世音(県文化財)は上杉謙信の父長尾為景の寄進である。本尊観世音は身代り観音と称せられ多くの人々の信仰を集めている。現在の御堂は上杉家の寄進で永禄2年(1559)再建されたもので、県内最初の国宝建造物と指定され現在は重要文化財。その格調高い手法は斯界に驚嘆されている。堂内丸柱中1本の柱は太さで日本一の萩の柱と確認されている。海抜200mの山頂に位し幽玄なる仙境と眼下に見下す眺望は正に絶景である。堂前から少し下がった所に新潟県の名水指定の清流が流れている


サイガに
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第四霊場は、少しわかりにくいところで近隣の住民の方に駐車場の場所などお聞きしたのですが、少し友好的対応という感じではありませんでした。近隣の住民の方が、皆もろ手をあげて歓迎しているわけではないことを実感しました。なるべく迷惑にならないように気をつけてお参りさせていただこうと思いました。


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2022年05月31日

越後三十三観音巡礼を始めました

長引くコロナ禍やロシアのウクライナ侵攻など世の中に暗いニュースが多いので、何かしようかと思い調べていたら、越後三十三観音巡礼に巡り会いました。
公式ホームページには以下のように記載されています。

三十三カ所観音霊場の巡拝は、養老2年(718)大和国長谷寺の徳道上人によってはじめられたといわれています。伝説によれば、急病で亡くなった徳道上人は、冥界で閻魔大王に会い、悩める人々を救うために観音霊場を定めてほしいと頼まれ、三十三の宝印を授かりました。この世に帰された上人はさっそく近畿地方に三十三カ所の霊場を定めました。これが西国三十三所巡礼のはじまりです。現在、各札所参拝のおりに押していただくご朱印は、この閻魔さまから授かった宝印を起源とします。
 上人が開いた観音巡礼はすぐに世に広まりませんでしたが、その280年後花山法皇が西国三十三所を巡拝してから大いに発展しました。花山法皇は各霊場のご詠歌を定め、それを木札に記して霊場ごとに打ち付けて歩きました。札所を巡拝することを「打つ」というのはこのことに由来します。
 さて、西国観音巡礼がさかんになるにつれ、各地に三十三観音霊場を設ける気運が高まってきました。越後三十三観音霊場は、鎌倉幕府五代執権北条時頼(1227〜1263)が康元元年(1256)越後回国のおりに定め、ご詠歌を作ったと伝えられています。北条時頼は善政をしいた名君として知られ、宗教心にも厚く後に出家して最明寺入道と号しました。越後札所の第33番には寺名にその最明寺の名がつけられています。
 観音霊場を巡拝する人は、もとは般若心経や観音経を写経して、それを各霊場に納め、そのしるしとしてご朱印をいただいたものでした。ご朱印をいただく帳面を納経帳というのはこのことによります。現在では参拝のしるしとしてご朱印をいただきますが、観音さまを信仰する証しとしてのご宝印ですから、心を込めて参拝し、できれば般若心経などをお唱えしてからいただきたいものです。

世の中の安寧を祈念して、巡礼を始めてみました。
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妻と二人、誰にも会うことなく、しっかりとお参りしてきました。

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2022年04月26日

復活

がらにもなく1月に沢山書いたので、2月・3月はなんとなくお休みしてしまいました。4月になり雪が消えて庭の植物もいろいろ変化が出てきました。高田の桜とブルーインパルスもなかなかでしたが、個人的には2年前の大雪で根元から折れてしまった蝋梅の木に起きた変化が感動的でした。
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2年前の大雪はひどく、自宅もそうでしたが、診療所の庭の木も大きな被害を受けました。上の写真は雪が溶けてきた時に撮影したもので、正面の椿の奥、右上に蝋梅が根元から折れて横たわっていました。雪が消えてから破折部を切断し根っこだけは抜かずに放置していました。今年、根だけになっていた蝋梅の木に、驚くべき変化が確認できました。
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根しかなかった蝋梅の木の横から新たな幹・枝が出現し青々とした葉をつけ、まさに復活・再生といった感じです。植物の生命力に感動し、人もかくありたいとしみじみ感じました。
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2022年01月20日

QDT 1・2月号

コロナ禍で時間があったので、原稿依頼を受けて、久しぶりに原稿を書きました。 QDT 1・2月号に前後編で掲載されます。よかったらみてください。いろいろご指導・ご助言をいただければ幸いです。

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リレー連載 補綴設計『今ならこうする』
─変わりゆく材料・コンセプト・ニーズの中で、各時点での「最善」を考える─
第1回 すれ違い傾向の残存歯偏在症例に対する補綴設計(前編)
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水漏れ?

今週の月曜日、出勤前にスタッフから玄関に雨漏りのような水漏れがあるとの連絡が入り、急いで診療所に向かいました。確かに水漏れしていて、休日の暖房などがない間に配管などが凍結で破損したかと考え、当該場所の二階に上がってみると、屋上がプールのようになっていて、その水が壁の接合部から侵入しているようでした。なぜ水がこんなに溜まったのか、長靴を履いてプールのような屋上を調べてみると、排水溝の蓋の中に落ち葉のようなものが絡みつき排水できない状況であることがわかりました。屋上は今回の改装で防水加工をしてもらったのですが、排水溝の件は説明を受けていなかったのでちょっとパニックでした。蓋を外した途端ゴーという音とともに排水が始まり、水位が下がり始めました。だいぶ水位が下がってからこの衝撃的な状況を写真にと思い撮影したのですが、すでに水たまり程度になった写真しか撮影できませんでした。何事もチャンスを逃さず記録にとどめることは難しいと感じました。
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この後、漏電の検査に電気屋さんが、断念剤の浸水具合を大工さんが、壁紙の状態を内装屋さんが調べて、最悪壁を剥いで工事になるかもとのことでした。新年から良い厄落としができたと思いたいです。
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2022年01月05日

あけましておめでとうございます

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あけましておめでとうございます。今年の最初の写真は歯科医院の方の神棚を掲載してみました。年末年始は何かと忙しく過ごしていたような気がしましたが、気持ちだけが追い立てられていただけで、思い返せば大したこともしていませんでした。テレビでは初詣のニュースが、コロナを忘れたかのような人流を映していました。第6波が拡大しないことを祈るばかりです。
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当方の初詣はこんな感じで、人に会うこともなく、十分なソーシャルディスタンスを保つことができました。神様もお願いを聞き届けて、くださりやすいのではないかと感じています。今年の新潟の冬は、昨年に比べ雪も少なく過ごしやすい状況です。ただ気温は低く立派な氷柱が育っています。
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2021年11月30日

11月をふりかえって

11月をふりかえってみると、火曜会65周年講演会と母の7回忌、そして妻の車がかわったことが大きな出来事でした。火曜会65周年講演会が延期になり母の7回忌と同じ日になってしまい、どうしようかと考えていたところ、リモートでも配信してもらえることになり無事に講演を拝聴することができました。自分が歯科医師としての時間軸の中で、どのあたりにいるのか、あと何年現役で仕事ができるのか、何を考えて伝えていかなければいけないのかなど、いつもの勉強会と少し違った角度から考えさせられる素晴らしい会でした。母の7回忌も天候に恵まれ予定通り行うことができました。庭や母屋の掃除も頑張りました。

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妻の車を変えることになった大きな要因は昨年の大雪でした。
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妻の愛車、オデッセイはFFで今までは雪道も無事にこなしてきましたが、昨年スタックして半日カメ状態を改善できずに多くの方にご迷惑をかけたことがありました。今年もラニーニャ現象が確認されているとのことで、昨年のようなことがないように 4WDの少し車高の高いもの換えることにしました。しかし、コロナの影響で半導体や部品の不足から納車が3け月ほど遅れて、ようやく今月末に届きました。
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少し小さくなりましたが、取り回しも楽で、これで冬も無事に過ごせそうです。今年もあと少しコロナに気をつけて頑張っていきたいと思います。




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2021年10月27日

ユニフォーム一新

三年ぶりにスタッフのユニフォームを一新しました。それを記念して医院の前で記念写真を撮影しました。気持ちを新たにまた頑張りたいと思います。私は今日カメラマンでした。
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眩しい日差しのの中、そのカメラマンの力量を補うように、スタッフの皆が笑顔を向けてくれました。ありがとう。
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2021年09月29日

アブフラクション?

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ちょっと珍しいFMCの傷を見つけました。写真は2019のものです。おそらく歯ブラシの影響ではないかと考えています。少しまえに WSD の原因がアブフラクションではないのではという文献をみました。この写真の現象もアブフラクションが原因とは考えにくいと考えています。

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本症例の正面観と10枚法も添付します。ガイドに少し問題があると思われますが、ここまでの変化が咬合関係からとは思えません。

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2013年頃の右側方面観の写真も添付します。この現象の原因に心当たりがある方、わかる方教えてください。
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2021年08月25日

残暑お見舞い申し上げます

暦の上では秋を迎えましたが、まだまだ暑い日が続いています。コロナも収まる気配がありません。今年の夏はどこにも行けませんでしたのでかつての写真から、少しでも涼をとれるようなものを掲載します。
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黒部ダムの観光放水です。この程度の写真ではその豪快さは表現しきれません。毎秒10トン以上の水が放水されるそうです。当然水力発電もされていて、その発電量も日本一かと思っていました。しかし
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なんと4位でした。日本一は我が新潟県と福島県境にある奥只見ダムでした。今年の春に行った奥只見ダムの写真も掲載します。
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遊覧船や電気館などありますが、奥只見ダムには観光放水はありません。黒部の豪快な放水とは比べるべきもありませんが、奥只見レイクハウスで見つけた逸品を紹介します。
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ダムカレーです。真ん中のウインナーを抜くと放水が楽しめます。興味のある方はコロナが落ち着いたら出かけてみてはいかがでしょうか。
posted by ニレイ at 13:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記